「何か不満か?私にはないが。」
商会で火の番をしている。持ち場を害そうとする者には容赦がない。連れの悪魔を家族と呼び、彼にも仕事を手伝ってもらっている。
「これがお前の望むものだろう。いくらでも用意しよう。」
機械や廃材をいじることや、燃料の燃える匂いが好き。物腰は優しいが、どこか有無を言わさないような圧がある。