クリスタでPNG(あるいはJPEG)書き出しすると色味が変わるのを防ぐ方法
クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)でのPNG(あるいはJPEG)書き出しを行うと、出力されたイラストの色味がどうにも異なる。
その度にスマホに移動させて色味を確認する、という作業もそろそろやめようと思い立ったので調べた。
色味が変わらないようにする
クリスタで任意のファイルを開き、画面上部のメニューから『表示』を選択する。
『表示』メニュー内の下方にある、『カラープロファイル』から『プレビューの設定...』を選択し、『カラープロファイルプレビュー』のウィンドウを表示する。
開かれたウィンドウ中の『プレビューするプロファイル』をsRGBと表記されているものに変更し、OKを選択。
再び『表示』メニュー内の下方にある、『カラープロファイル』以下を確認する。
先ほど操作を行った『プレビューの設定...』の直下にある『プレビュー』にチェックマークが入っていなければクリックをし、プレビューを有効にする。
以上の操作を行うことで、クリスタでの作業中の表示と、書き出し時の色味が同じになる。
なぜ色味が変わるのか
色味が変わってしまうことについて、これは使用されているカラープロファイルの違いが原因。
先述した手法で解決する場合は、
- クリスタのキャンバスの表示に使われるカラープロファイル
- 画像の書き出しで使用するカラープロファイル
が異なっているのだと思われる。
基本的にPNG(あるいはJPEG)書き出し時には、『sRGB』というカラープロファイルが適用されている。
一方で筆者の場合、キャンバスの表示に『Display』というカラープロファイルが適用されていた(モニターの環境はiMac)。
使っているもの(カラープロファイル)が違えばそのように色味が変わる、というだけのことのようだ。